予防的ケアと除去ケアの違い (12)
予防 口・歯
予防タイミングケアは食後3分以内にフロス主体で行いましょう。利点は、歯ブラシは1〜2分で充分なのです。テクニックがない人でもきれいになり、磨き残す心配は歯の間だけ。そこでY字ホルダフロスと歯ブラシを使用すると90%以上落とせます。歯間ブラシは歯の隙間が大きくなった人には良いですが、歯肉下がりのない若い人が使うと歯周病が進行します。歯間ブラシでは歯の接触点周囲のプラークは除去できず、脱灰進行でエナメル質マイクロクラックや虫歯になります。歯ブラシだけだと50%台、Y字ホルダフロスと歯ブラシでは90%以上奇麗になります。口臭もなくなり、24時間持続した歯周病予防が完成します。
フロスケアも定期的に歯科衛生士にチェックしてもらうことで、磨き癖もなくなり、自分の歯並びに合った、正確なオーラルケアが身につきます。
(2016年2月執筆)