
インフルエンザワクチンについて
予防 感染症
12月に入ってもインフルエンザの流行が続いています。皆さん、インフルエンザワクチンの接種は済んでいますか。
ワクチン接種は、流行するウイルスに備えるための大切な予防手段のひとつです。インフルエンザウイルスは毎年少しずつ形を変えるため、ワクチンもその年の流行株に合わせて作られます。6カ月以上3歳未満には1回0.25mlを2回、3歳以上13歳未満には1回0.5mlを2回、13歳以上には0.5mlを1回接種します。接種から効果発現までおよそ2週間かかり、持続期間は約5カ月程度です。重症化や合併症のリスクを減らすため、高齢者や持病のある人、小児には特に接種が推奨されます。副反応は注射部位の痛みが多く、重い症状はまれです。
2歳から19歳未満には点鼻型のインフルエンザワクチンという選択肢もあります。うがい・手洗い・マスクなどの感染予防策と併せてワクチン接種をご検討ください。
(2025年11月執筆)













