川崎市麻生区周辺の頼れるクリニック情報を紹介 地域のかかりつけ医を探すなら メディコラ

Follow Us
  • facebook
  • twitter
column_child14

小児の紫外線対策

子ども 季節の注意 

 紫外線の影響は「百害あって一利あり」で、一利とはビタミンDの合成です。ビタミンDは、通常の食事をしていれば夏では15分ほどの日光浴で1日に必要な量が合成されます。害としては日焼け・角膜炎・免疫力の低下などの急性障害や、しわ・しみ・皮膚がん・白内障などの慢性障害があります。

 小児でも紫外線対策は必要ですが、自分では対策することが難しいため、保護者の協力が必要です。対策としては、(1)時間、場所の工夫(日中の活動を避け、日陰を利用する)、(2)身に着ける衣類(UPF15以上)や帽子(つばが7センチ以上)を活用、(3)日焼け止めの使用、の順番で行うのが良いと思います。

 日焼け止めの選び方は、屋外での軽いスポーツやレジャーではSPF15以上、炎天下のレジャーやマリンスポーツではSPF30以上で、PAは++あれば良いとされています。大切なことは、必要量をたっぷり均一に塗り、少なくとも2時間ごとに塗り直しをすることです。

(2024年5月執筆)

執筆者プロフィール

  • おばた小児クリニック

  • 小幡 俊彦 院長

クリニックの詳細を見る
院長コラム一覧

新着ドクターコラム

ペット 季節の注意 

熱中症に気を付けて

中田動物病院
古守 悟 院長
ペット 血液・血管 

血液検査の考え方 (1)

そえだ動物病院
添田岳史 院長
口・歯 診療のこと 

インプラントの危険性

うえはら歯科医院
上原 良一 院長
シニア 予防 

高齢者の独居問題

リスホームケアクリニック
立野 慶 理事長
予防 口・歯 

顎の成長は6歳が鍵!

矢野口さちこ歯科医院
丸山 沙絵子 院長
背中・腰 

転倒と腰痛

もりや脳神経クリニック
森谷 匡雄 院長
アレルギー 

夏に始めるスギ舌下免疫療法

にもり内科クリニック
二森 浩行 院長
季節の注意 

熱中症だと思っていたら

百合が丘すみれクリニック
松浦 健太郎 院長
成人 診療のこと 

糖尿病だと、何が良くないの?

新百合ヶ丘龍クリニック
龍 祥之助 院長
予防 目 

夏もドライアイに要注意

わだ眼科クリニック
和田 悦洋 院長
下腹部 診療のこと 

トイレが近くなってきたら?

もちづき泌尿器科クリニック
望月 康平 院長
診療のこと 頭部・首・肩 

頭痛薬の使いすぎに注意

しんゆり脳神経外科クリニック
竹本 安範 院長
  • 2025.08.01 (金)
  • 転倒と腰痛
  • もりや脳神経クリニック
  • 森谷 匡雄 院長