今のうちにお口の検診をしましょう
口・歯 診療のこと
過去最長の真夏日が続いた夏が過ぎ、秋を感じる季節になりました。ふとカレンダーを見てみると、年末まであと2ヶ月となっています。コロナ明けで行動制限のない年末は、プライベートでも仕事でも多くの人と会う機会も増えてくるでしょう。また、忙しさからお口のケアが滞り、嫌なタイミングで歯のトラブルが起こり、治療をしようと思っても予約でいっぱいなんてことも考えられます。だからこそ、今のうちにお口の検査をしてトラブルを防ぐ「早期発見・早期治療」を実践しましょう。
早期発見・早期治療ができれば、治療にかかる時間も費用も抑えられます。虫歯の場合、発見や治療が遅れるほど歯を削る箇所が大きくなり、患部が神経まで達してしまうと神経を取る治療が必要となります。また、治療した箇所を補う詰め物も大きくなり、治療の回数が増えるだけでなく、今後、治療した箇所で虫歯が再発する可能性も高まります。
できるだけ自分の歯を長く使うために、しばらく歯科検診を行っていないのであれば、この機会に受診しましょう。年末がお口のトラブルでさらに忙しくならないよう、準備をしておきましょう。
(2023年10月執筆)