インフルエンザワクチンについて
予防 季節の注意 感染症
10月より、各医療機関でのインフルエンザワクチン接種が開始されます。65歳以上の人は川崎市の助成対象となり、昨年度は無料でしたが、今年度は2,300円の自己負担があります。
今年は年始以降インフルエンザの流行期が続いており、川崎市では7月にいったん非流行期になりましたが、8月になり再び流行期の指標となっています。通年性に流行が続いていることは非常にまれであり、また南半球(オーストラリア)でも5月頃よりインフルエンザ感染報告数が増加し、過去5年の平均を上回っていることから、国内での今冬の流行が予測されています。
これらのことから、今年度においてはインフルエンザワクチンの早期接種を検討してもよいかもしれません。新型コロナワクチンも、新たな変異株(XBB株)対応のワクチンが9月20日より接種開始となっています。それぞれのワクチンを活用しながら、健康管理に十分留意していきましょう。
(2023年9月執筆)