マスク緩和だからこそQuality of Lifeの向上を
口・歯 診療のこと
医療機関の受診時や混雑した電車・バスなどの利用時、コロナ重症化リスクが高い人が多い施設への訪問や利用時はマスクの着用が推奨されますが、日常生活における着用はようやく緩和されます。着用が当たり前の生活下において、歯垢の増加が原因と思われる虫歯や歯周病、口臭に悩む人が多くいました。
これまで制限されていた多人数での食事会など、人と会う楽しい時間は増えてくるでしょう。しかし、そのような場面で「ズキズキと歯が痛む」「かむことができず食事が楽しめない」「口臭が気になって会話をちゅうちょしてしまう」ことはQuality of Life(生活の質)の低下につながります。そうならないために、お口のトラブルを解消しましょう。
まずは今のお口の状況を知ることが大切です。歯科医院でのプロによるチェックを半年以上受けていない人は、この機会に行いましょう。すでに自覚症状がある人は、可能な限り早い治療が最良です。治療には時間も費用も掛かります。症状が小さいほど掛かる費用も少なくなります。
また、脱着式の入歯でよくある「突然外れてしまう」「歯と歯茎の間にモノが挟まり痛い」という悩みも、固定式の入歯にするインプラント治療(自費治療)によって解消される事例が多々あります。マスク緩和を機にご自身の生活の質を向上させましょう。
(2023年3月執筆)