子どものデジタルデバイス使用について
子ども 目
デジタルデバイスとは、パソコン・スマホ・タブレット・ゲーム機器などのことで、GIGAスクール構想により授業中も使用頻度が増えてきています。便利な手段ですが、その半面長時間近くを見続けることにより、近視の進行、斜視の出現、ドライアイなどの眼の弊害も報告されています。
教育現場での使用は国の方針なので避けらませんが、それ以外のときはなるべく使用時間を減らすか、以下の点に注意して使用することが大事になります。デバイスを目から30cm離して見る、30分見続けたら短時間でもいいので遠方に視線を移す、使用中は瞬きを意識して行いドライアイを予防する、などです。デバイスを30cmより近付けて見ていると、輻輳(近くを見るために眼を寄せる機能)に無理が生じ、内斜視を発病したり、斜視がすでにある場合は斜視の頻度が増えたりします。
デジタルデバイスは、弊害を出さないよう注意しながらうまく使う必要があります。
(2022年6月執筆)