タンパク質と感染予防
予防 成人
まん延防止法が解除され陽気も良い今、感染に留意しながら運動する人もいるでしょう。タンパク質は人の筋肉をはじめ各臓器を作るために必要な栄養素で、アミノ酸から成り立ちます。不足すると筋肉量が減ったり、免疫力が低下して病気にかかりやすくなったり、肌や髪の質が悪化したりします。
タンパク質は、肉や魚・卵・乳製品などの動物性タンパク質と、豆類・穀類に含まれる植物性タンパク質に大きく分けられます。体内で作ることのできない必須アミノ酸を食事から摂取するために、いろいろな食品をバランス良く食べることが望まれます。近年、糖尿病や肥満対策として、食後の血糖値の上昇を抑えるために、タンパク質・野菜・ご飯の順で食べる食事法が推奨されています。加齢により食事量が減ったり、持病によってはタンパク質量を加減したりする必要もあります。
免疫力強化のために、タンパク質を適正に摂取しましょう。
(2022年5月執筆)