家庭でできるスキンケア
アレルギー 予防 皮膚
乾燥シーズン到来です。そのためアトピー性皮膚炎の特徴であるドライスキンを改善し、皮膚バリア機能をキープするためにも上手なスキンケアが必要です。
スキンケアとして最初に思い浮かべるのが入浴です。できるだけ毎日入浴しましょう。皮膚を刺激しない入浴法が必要です。皮膚は温まりすぎると皮膚の温度センサーの関与で痒みを生じますので、熱すぎる湯は禁物です。皮膚バリア機能の改善にも至適温度があり、おおむね38~40℃程度が良いとされています。体を洗うときは皮膚を強くこすらず、石鹸を泡立て手のひら全体を使って首、耳、わきの下など洗い忘れがないように。最後に石鹸は十分に洗い流します。入浴剤はあまりお勧めしません。外用剤は入浴直後に使用するようにしますが、汗がひいてからでも大丈夫です。少々時間が経ってからでも結構ですので、忘れずに外用薬をたっぷり塗るようにしてください。
(2024年11月執筆)