AEDを持ってきてください!
胸部・腹部
最近では公共の場所にAEDがあるのは普通のことになっていますが、実際に使った経験がある人は少ないと思います。AEDは、けいれんしている心臓を電気ショックで治す機器です。この心臓のけいれんというのは心停止と同じ状態なので、早急な処置が必要です。意識がない人を見たら声を掛け、反応がなければすぐに心蔵マッサージを始めます。
心臓マッサージは、胸の真ん中を1分間に100回強く圧迫します。その間に、救急車とAEDの手配を周囲の人に頼みます。AEDは簡単に使えるようにできています。カバーを開け、絵が描いてある通りに2枚のシールを胸に直接貼るだけで、心臓の状態を自動で解析して、やるべきことを音声で指示してくれます。不必要な電気ショックが出ることはなく、これらの処置によってその人が悪化したりすることはありません。
インターネットにも解説動画が多くあるので、参考にしてみてください。
(2024年2月執筆)