マスク着用の今こそ、歯科治療のチャンス
口・歯 時事 診療のこと
新型コロナ感染予防対策のため、多くの人が外出時にマスクを着用しています。実は、マスク着用が珍しくない今だからこそ、本格的に歯科治療を始める患者様が増えています。その一つが矯正治療です。どうしても目立ってしまうワイヤーも、マスクをしていれば普段ほど気にすることはありません。また、矯正治療のチェックを兼ねて、お口のクリーニングも行うので、お口の健康も維持しやすくなります。
もう一つはインプラント治療です。インプラント(人工歯根)の手術後は患部の腫れが起こりやすくなります。この腫れは一時的なものですが、マスク着用であれば患部の腫れが目立ちにくく、外部からの雑菌の侵入も防ぐことができるのです。また、同じように患部の腫れが目立ちにくいことから、親知らずの抜歯を希望する患者様も多く来院しています。
歯科医院は医療機関であり、お店などよりも高い感染予防を通常時でも行っております。コロナ禍においてはさらに高い予防対策を行っており、歯科医院からクラスターが発生した事例はありません。マスク着用が当たり前の今だからこそ、お口の治療を進めるチャンスです。歯科治療を始めましょう。
(2021年6月執筆)