花粉症シーズンを迎えて
アレルギー 季節の注意 目
今年もかゆい季節がやってきました。かゆくてついつい眼をこすってしまわないよう(コロナ予防としても!)、かゆみの出る時期の1~2週間前から抗アレルギー剤点眼薬を開始し、シーズン中はかゆみのない日も点眼を続け、かゆみ自体を出にくくしましょう。
抗アレルギー剤点眼薬のみではかゆみが収まらないときは、ステロイド点眼薬も追加して使いますが、ステロイドに反応して眼圧が上がることがあるので、眼圧測定をする必要があります。眼圧が上がる場合は、ステロイド点眼を中止します。また、抗アレルギー剤の内服も併用すると、眼のかゆみを抑えられることがあります。
眼をこすることで、かゆみや炎症を誘発する物質が放出されるため、さらにかゆみが増し、場合によっては白眼(結膜)が腫れることもあります。そのようなときは冷やすことも有効です。かゆみをうまくコントロールして乗り切りたいですね。
(2021年2月執筆)