子どもの社会化
ペット
社会化が大事なことだという認識は浸透しているかと思いますが、子犬や子猫も人間と同じように最初から社会化できているわけではありません。およそ生後3週齢から14週齢くらいまで、猫ではもう少し早いと言われますが、この時期が最も重要です。これは外部からの刺激を何でも受け入れて、学ぶことができる時期なのです。
従って、この時期には何でも経験させてあげましょうとよくアドバイスをします。先住のペットへの顔向け、自動車や電車での外出や音、他の動物の声を聞く、いろいろなタイプの人にかまってもらうなど、さまざまな刺激を体験した方がよいでしょう。
多くの子たちは兄妹や親から離れて暮らすことになるので、小さい時は留守番などの孤独な時間が長いのはあまりいいことではありません。子どもたちの有り余ったエネルギーを発散できるよう、暇にならないようにしてあげましょう。
(2020年7月執筆)