フィラリアの予防
ペット 予防 感染症
フィラリア症の予防は、月に一度予防薬を飲ませて、フィラリアという寄生虫の幼虫を駆虫するという方法が一般的です。フィラリアは蚊を媒介して体内に感染し、2か月かけて悪さをする準備をします。また、準備が整ってしまうと、予防薬を投薬しても、弱らせることはできても駆虫することは難しいと言われています。
フィラリアは蚊が飛んでいる限り、いつ体に入ってもおかしくありません。これは、気温を中心に地域によって差がありますので、ホームドクターと相談して投薬する時期を決めると良いでしょう。家庭によって投薬時期が異なることもあるでしょうし、1年通して投薬することもあります。
予防薬は、フィラリアが体内に大量にいるときに投薬するとショック症状を引き起こすことがあるので、1年通して飲み続けていても、1年に1回は血液検査を受けて、フィラリアの感染状況を確認することが必要です。
(2020年4月執筆)