鼻呼吸と歯並びの関係(1)
予防 口・歯
医療安全を考えた予防歯科で50年後のあなたのお口の中の安全を目標にした治療を受けましょう。使われる材料の安全性も必須ですが、歯は鼻とともに呼吸と咀嚼と嚥下、発音や頭蓋の位置安定維持に重要な役割を持っています。
数十年後の将来を見据えた総合的治療を受けないで、場当たり的な対症的保険歯科治療だと、歯並びとかみ合わせ調整の不備が重なり、呼吸や嚥下困難・食いしばり・咬耗咬合低下・歯周病の進行・顎関節症・骨隆起・睡眠時無呼吸症候群・顔貌の変形・腰痛や四十肩などの全身の変形を起こします。今の高齢者の体つきや姿勢の多くは、若い時からの治療と歯列やかみ合わせ管理の不備、場当たり的な治療修復の積み重ねの結果の姿なのです。
これからの子どもたちや働き盛りのあなた、すでに高齢になったあなたが、将来の体の免疫力低下やホルモン低下で、各種の不定愁訴、老化に悩まされることは、総合的歯科治療で予防できるのです。
(2018年11月執筆)