胸が痛くなる病気
シニア 成人 胸部・腹部
胸の痛みは危険な病気のサインのことがあるので気をつけなければなりません。胸が痛くなる病気は意外に多く、狭心症や心筋梗塞などの心臓病の他にも気胸や肺動脈塞栓症・肋間神経痛・逆流性食道炎など色々な病気が原因になります。これらの病気は胸のどの部分が痛むか、痛みがどのくらい続くか、何をすると痛くなるかなどが少しずつ異なりますが、症状が似ていることもあるため、簡単には区別がつかない場合も多くあります。胸痛で検査をする場合、心臓の病気はすぐに命に関わることがあるため、まず心電図などの心臓の検査を行うことがほとんどです。さらに症状によっては胸部レントゲンなどの画像検査を併せて行うこともあります。もし胸の真ん中に突然の強い痛みが出た時には、心筋梗塞や肺動脈塞栓症などの危険な病気の可能性もあります。そのような時は我慢せずに救急車を呼んでください。
(2015年11月執筆)