自宅で受ける介護保険サービスの活用
シニア 診療のこと
介護保険は、少しでも生活に不安や支障を感じる人から寝たきりの人まで、幅広く利用することができます。介護が必要になってきても、できるだけ自宅で自立した生活を継続できるように身体介護や生活支援、病気のケアを受けることができます。介護はその場限りでは終わりませんので、在宅介護をする上で、早めに介護保険申請をしていくことは、介護者の健康や生活維持のためにも必要不可欠です。
介護保険サービスを受けるには要介護認定が必要で、居住地域の市区町村へ申請し判定が行われ、介護を必要とする度合いに応じて、適切なサービスを受けられるようになります。申請には医師が記載する「主治医意見書」が必要ですので、普段から「かかりつけ医」がいると日頃から介護の相談をすることができます。介護をする人も介護を受ける人も安心して生活ができるように、社会資源を上手に活用していきましょう。
(2018年5月執筆)