訪問診療ってご存知ですか?(3)
シニア 診療のこと
在宅療養は、医師の診察だけではなく多職種の人たちが関わることが多いです。患者さんのニーズに合わせて介入していきますが、自分がどのような医療資源が必要なのかは医師やケアマネジャー、地域包括センターなどと相談して決めていくのがいいでしょう。
では、どんな時に、どのようなタイミングで訪問診療を頼めばいいのでしょうか。
「足腰が弱って階段を降りられない」
「急にご飯を食べない、薬も飲まない」
「持病が悪化して体調がよくない」
など、人によって理由はさまざまです。高齢者の独居の人で生活が破綻しているケースもあります。普段の日常生活を過ごすことが、思うようにいかない状況になった場合に、早めに相談してください。
地域包括ケアシステムの活用で、多職種間での連携・サポートによって、住み慣れた自宅で過ごすことができます。
(2018年3月執筆)