ムカデに刺されたら
季節の注意 皮膚
暑くなりましたが、この時期に増えるのが虫刺されです。蚊や蜂、毛虫などさまざまな生物によるものがありますが、今回はムカデに刺された際の対処法をご紹介します。
ムカデは屋外だけでなく屋内にも侵入し、夜行性であるため就寝時などに咬まれることが多くあります。ムカデに咬まれると、咬まれた場所に鋭い痛みが出現し、赤く腫れ上がります。夜中に咬まれた際は救急病院を受診するのも一つの選択ですが、その前に家庭でできる方法で対処してみてください。それは咬まれた幹部を43度以上の熱めのお湯に30分〜60分ほど浸します。これによってムカデの毒が失活して痛みが和らぎます。逆に冷やすことによって毒の活性が増し、痛みが強くなるとも言われています。
咬まれた際は慌てずこのように対処し、痛みが落ち着いた際は、次の日に皮膚科などを受診してください。
(016年8月執筆)