帯状疱疹
皮膚
帯状疱疹とは、体の神経に潜んでいるみずぼうそうのウイルスが、加齢や免疫の低下、紫外線などによって活発になり皮膚に水疱を出現させる病気です。症状は主に体の片側に水疱が多数集まって出現し、また痛みも伴います。どこの皮膚に出現してもおかしくありません。免疫の低下した人などでは片側に集まった水疱に加えて、小水疱が全身に散在することもあります。
帯状疱疹は、水疱が出現した場所に一致して神経痛が残ることもあります。治療は抗ウイルス薬を1週間内服します。大切なのは皮膚病変が出現後、早期に抗ウイルス薬にて治療することです。それによって帯状疱疹後の痛みが軽減されると言われています。
通常うつることはありませんが、みずぼうそうにかかっていない子どもと接触すると、みずぼうそうとして発症することがあるため、接触しないよう気をつけましょう。
(2016年1月執筆)