自分の脈拍数を知っていますか?
予防
脈拍とは、心臓が血液を送り出す時に起きる血管の拍動です。脈拍の触れ方は、人差し指の延長線と手首のしわの交差する辺りに拍動を感じる場所を探します。触れにくい時は少し強めに押さえるようにすると触れやくなります。一般に1分間の脈拍の数が脈拍数です。最近ではスマートフォンで脈拍数が測れる無料のアプリもあります。脈拍数は通常70回前後ですが、安静時でもさまざまな要因により60〜100回位の間で常に変動しています。脈拍は走ったり、緊張したりすると多くなり、リラックスしている時や眠っている時は少なくなります。それが安静の時に脈拍数が多くなりすぎる時や、運動しても脈拍数が上がらない時などは、肺や甲状腺の病気、貧血、心臓自体の異常などが潜んでいる可能性もあります。安静時の脈拍数が100回以上や50回以下の人は、一度医師に相談してみると良いでしょう。
(2016年2月執筆)