脳歯科で全身の健康増進を目指す
口・歯 診療のこと
「脳歯科」という言葉を聞いたことはありますか? 脳歯科は口腔からの適切なアプローチで身体機能を改善し、全身の健康を増進することを目的としています。脳と口腔は神経や血管でつながっているため、口腔からの刺激は脳に直接伝わり、脳の血流改善を促します。それにより全身機能の向上が期待できます。
脳歯科では口腔から発生する「異常信号」を取り除き、口腔内を整えることで、身体機能の改善を図ります。例えば咀嚼(そしゃく)、かむことは、脳に良い信号を送る一例で、脳機能や身体機能の改善につながる可能性があります。一方で、虫歯や歯周病、歯のかぶせ物の不具合などは異常信号を発し、頭痛や肩凝り、めまいなど、全身の不調を引き起こすこともあります。
口腔からの異常な刺激を取り除き、良い刺激を送ることで、患者さんの本来の身体機能を引き出し、症状の改善を目指します。
(2024年10月執筆)