冬の泌尿器疾患
ペット 季節の注意
人と同じように、動物も寒いときは暖かいところでじっとしていたいという子が多いのではないでしょうか。寒い季節、わんちゃん・ねこちゃんは泌尿器疾患にかかりやすくなります。排尿姿勢を取るがおしっこが出ない、頻繁にトイレに行く、尿の色がいつもと違う、といった症状は泌尿器疾患のサインかもしれません。
人も動物も、体が冷えないようにおしっこを貯めて体温を維持します。しかし、なるべく体温を低下させないようにとトイレに行く回数が少なくなると、膀胱(ぼうこう)内の細菌や汚れを定期的に洗い流すことができなくなり、それが泌尿器疾患につながります。部屋を暖かくしたり、ごはんに水やウェットを混ぜて飲水量を増やしたりするなど、泌尿器疾患にかからないような対策を行ってください。
寒いからこそ運動をし、人も動物も健康的に冬を乗り越えましょう。
(2024年1月執筆)