無呼吸や鼻炎は歯科で改善する
口・歯
鼻で息がしにくい、あるいは口で息がしにくいというとき、その原因は口の中にある場合が多くあります。
寝ている時に、鼻や口で息がしにくいというのは無意識の反応です。逆に起きている時は意識して呼吸をします。Oリングテストは、この無意識で起こっている「息がしにくい」という症状の原因を調べることができるのです。
人間は反射の連続体です。「歯の調整」をすることで、睡眠時無呼吸症候群や鼻炎を引き起こす「息がしにくい」という反射を、改善することができます。顎が小さく歯の大きさとの不調和も無呼吸の原因になりやすく、顎を広げる咬合誘導やマウスピース矯正も予防法の一つです。成長期の場合、咬合誘導とOリングテストを併用し、息のしにくい原因を調整し、睡眠時無呼吸症候群を予防します。子どもの場合、顎を広げる矯正やマウスピース矯正が適応です。
(2020年6月執筆)