エイジングとパフォーマンスアップ(6)
口・歯
奥歯を使い良くかむことは、舌の筋肉や顔の表情筋、咬合筋も良く動き、顔やせで頬だけでなく、目の周囲にも血液が良く流れ、唾液分泌量も増えます。唾液は体の骨・筋肉・粘膜・皮膚・神経の若返りに重要な成分を含むのです。
良くかむことは顔のくすみや目のこじわも解消してくれ、口元のホウレイ線も浅くなります。早食いなどせずに、少量を口に入れる習慣をつけ、かむ回数を増やしましょう。かむことで味わえる薄味の食材を生かした調理も効果的で、具材も細かくカットせず、皮も種も骨も一緒に食べることを楽しみましょう。すべての部位を工夫して口の中で選り分けて食べる、かんで飲み込めるくらいに自分の歯でかむのが理想です。
また、使いすぎる歯も食い縛り・かみしめを予防しましょう。歯のすり減り予防などにはナイトガード、頭のふらつき防止にマウスピースも日常で使うと転倒防止になります。
(2018年8月執筆)