季節の病気「猫の熱中症」
ペット 季節の注意
猫は犬に比べて暖かいところを好み、熱中症が起こることは少ないですが、密閉された場所や狭い場所、ストレスや緊張などにより急激な体温上昇があると発症することがあります。家での留守番のときは、部屋に閉じ込めず、ドアを開けて動ける環境にしておけば、自分で涼しい場所を見つけることができます。カーテンを閉めて直射日光を避けることもしておくと良いです。
キャリーケースに入れての移動の時も、狭い場所で熱がこもりやすいです。直射日光が当たるのを避けたり、ケース内にアイスノンなどを入れて冷やしてあげると発症を抑えられます。また、移動時間が長くなることでのストレスや、緊張が原因で体温が上昇することがあります。熱中症の症状が出た場合、涼しい場所に移動し水を与えて、体を濡らしてあげましょう。
人と猫では過ごしやすい環境が違ってきます。思いやりをもって、熱中症を防ぎましょう。
(2018年8月執筆)