ペットの防災を考える(3) マイクロチップ
ペット 予防
突然の災害で大切な家族と離ればなれ。なんとかして再会したくてもどこを探せばよいのか途方に暮れてしまいます。そんな時、発見の手掛かりになるのがマイクロチップです。市役所などの公共施設や動物病院では、マイクロチップリーダーという読み取り装置で個体番号の読み取りができます。
マイクロチップは、直径約2mm、長さ約8〜1mmの生体適合ガラスのカプセルで包まれた非常に小さな電子標識器具です。マイクロチップの中には15桁の固有番号が記録されています。固有番号は、マイクロチップリーダーという専用の読み取り装置にかざすことで、読み取ることができます。マイクロチップリーダーで読み取れるのは固有番号だけになりますが、固有番号に飼い主の名前、住所、連絡先などの情報を紐付けてデータベースに登録することができます。
当院では横浜市のマイクロチップ設置の助成のお手伝いもしております。
(2018年5月執筆)