川崎市麻生区周辺の頼れるクリニック情報を紹介 地域のかかりつけ医を探すなら メディコラ

Follow Us
  • facebook
  • twitter
column_animal15

大腸炎

ペット 胸部・腹部 

 大腸性の下痢は、通常頻繁な排便(通常の3倍以上)、ときとして過剰な粘液や潜血を含む少量の排泄、しぶりなどを特徴とし、嘔吐が見られることがあります。前にお話をした、細菌性腸炎に伴うことが最も多く、食事性や寄生虫性、特発性炎症性腸疾患、薬剤誘発性大腸潰瘍、代謝性及び内分泌性疾患、大腸の運動障害(過敏性大腸炎)などの原因で起こります。多くは抗菌薬、駆虫薬や整腸薬などの治療によく反応します。
 慢性的な大腸炎や炎症性腸疾患では、いろいろな治療法を試して、その子に合った治療法を見つけ出す必要があります。大腸性下痢では細菌や細菌毒による腸粘膜の損傷が主な病態なので、抗菌薬の使用に合わせて、粘膜の再生を促すために絶食や低繊維食などがすすめられます。また慢性の大腸炎では、腸の運動を正常に保つために高繊維食や低アレルゲン食をすすめることがあります。
(2017年1月執筆)

執筆者プロフィール

  • そえだ動物病院

  • 添田岳史 院長

クリニックの詳細を見る
院長コラム一覧

新着ドクターコラム

column_eyes07
目 診療のこと 

緑内障健診のすすめ (1)

わだ眼科クリニック
和田 悦洋 院長
column_nature07
下腹部 診療のこと 

夜のトイレ

もちづき泌尿器科クリニック
望月 康平 院長
column_eyes27
頭部・首・肩 

緊張型頭痛と片頭痛

しんゆり脳神経外科クリニック
竹本 安範 院長
口・歯 診療のこと 

なぜ神経を取ってはいけないのか?

うえはら歯科医院
上原 良一 院長
アレルギー ペット 

食物アレルギー

中田動物病院
古守 悟 院長
ペット 薬 

薬のいろいろな投与方法 ②

そえだ動物病院
添田岳史 院長
心・精神 診療のこと 

不眠になったらうつ病を疑うこと

新百合ヶ丘こころのクリニック
浅田 義孝 院長
口・歯 診療のこと 

脳歯科で全身の健康増進を目指す

脇谷歯科医院
脇谷 清隆 院長
シニア 予防 

2024年度 在宅における高齢者のワクチン接種

リスホームケアクリニック
立野 慶 理事長
予防 感染症 

新型コロナワクチン、打つべき?

新百合ヶ丘龍クリニック
龍 祥之助 院長
column_mouth08
口・歯 診療のこと 

歯の神経は取ってはならない (2)

うえはら歯科医院
上原 良一 院長
column_animal17
ペット 季節の注意 

犬の熱中症

中田動物病院
古守 悟 院長
  • 2024.11.19 (火)
  • 夜のトイレ
  • もちづき泌尿器科クリニック
  • 望月 康平 院長