川崎市麻生区周辺の頼れるクリニック情報を紹介 地域のかかりつけ医を探すなら メディコラ

Follow Us
  • facebook
  • twitter
column_animal07

胃十二指腸潰瘍

ペット 薬 

ステロイドや非ステトロイド系の鎮痛剤解熱剤(NSAIDs)などの投与が発症原因として一般的ですが、ストレスや胃酸の分泌増加や肝不全・腎不全・急性膵炎など代謝性疾患でも見られます。人のアスピリン・フェニルブタゾン・インドメタシン・ケトプロフェン・イブプロフェンなどの鎮痛解熱剤の誤食などで見られ、血液の混ざった嘔吐や食欲不振、タール状の排便などの症状が見られます。鎮痛解熱剤では直接粘膜障害に加えて、胃保護プロスタグランジン(PGF2、PGI2)の合成を阻害することで潰瘍が形成されます。したがって併発疾患がある場合にはまずはその治療を行い、胃液分泌抑制や胃粘膜保護剤などの他に、合成プロスタグランジンの使用などで多くは改善するようになりました。しかし高容量のステロイドや鎮痛解熱剤の使用時には、胃粘膜保護剤などの予防的な処置が必要です。
(2016年10月執筆)

執筆者プロフィール

  • そえだ動物病院

  • 添田岳史 院長

クリニックの詳細を見る
院長コラム一覧

新着ドクターコラム

ペット 季節の注意 

熱中症に気を付けて

中田動物病院
古守 悟 院長
ペット 血液・血管 

血液検査の考え方 (1)

そえだ動物病院
添田岳史 院長
口・歯 診療のこと 

インプラントの危険性

うえはら歯科医院
上原 良一 院長
シニア 予防 

高齢者の独居問題

リスホームケアクリニック
立野 慶 理事長
予防 口・歯 

顎の成長は6歳が鍵!

矢野口さちこ歯科医院
丸山 沙絵子 院長
背中・腰 

転倒と腰痛

もりや脳神経クリニック
森谷 匡雄 院長
アレルギー 

夏に始めるスギ舌下免疫療法

にもり内科クリニック
二森 浩行 院長
季節の注意 

熱中症だと思っていたら

百合が丘すみれクリニック
松浦 健太郎 院長
成人 診療のこと 

糖尿病だと、何が良くないの?

新百合ヶ丘龍クリニック
龍 祥之助 院長
予防 目 

夏もドライアイに要注意

わだ眼科クリニック
和田 悦洋 院長
下腹部 診療のこと 

トイレが近くなってきたら?

もちづき泌尿器科クリニック
望月 康平 院長
診療のこと 頭部・首・肩 

頭痛薬の使いすぎに注意

しんゆり脳神経外科クリニック
竹本 安範 院長
  • 2025.08.01 (金)
  • 転倒と腰痛
  • もりや脳神経クリニック
  • 森谷 匡雄 院長