
新しい季節、大切な人と心からの笑顔で過ごすために
口・歯 季節の注意
生活が始まる春。人と会う機会が増える季節です。そんな心躍る時期に、「入れ歯が合わず食事が楽しめない」「口元が気になって思い切り笑えない」といったお悩みを抱えてはいませんか。お口の形は年齢とともに変化するため、かつて作った入れ歯が合わなくなるのは自然なことです。しかし、合わない状態を我慢し続けると、会話中に外れたり、お肉などの歯ごたえのある食べ物を避けたりすることになり、日々の楽しみを削いでしまいかねません。ご家族やパートナーが「口元を隠して笑うようになった」と感じているなら、それは周囲に気兼ねして、一人で悩みを抱えているサインかもしれません。
「もう一度、自分の歯のようにしっかりかみたい」という願いに応える選択肢として、「オールオン4」があります。これは最少4本のインプラントで上または下顎の義歯を固定する治療法ですが、口腔外科手術が伴い、自由診療のため、事前に十分な治療とマネープランが必要です。しかし、条件さえ合えば手術当日に歯茎まで再現された仮歯が入り、舌でつぶせるくらいの食事が可能です。また、顎の骨量が少ないなどの理由で治療を断られた人でも、頬骨を利用する「ザイゴマインプラント」により対応できる可能性があります。治療後、本義歯を固定すれば、自分の歯に近い感覚で食事を楽しむことができます。
しっかりかんで栄養を摂ることは、全身の健康維持にも直結します。春という前向きな節目に、まずは歯科検診でお口の状態を確認してみませんか。ご夫婦での相談も歓迎しております。大切な人の笑顔のために、最初の一歩を踏み出しましょう。
(2026年2月執筆)













