
自宅でできる疲労回復「ストレッチ体操」
手足 背中・腰 頭部・首・肩
筋肉の疲労を回復するためには、血流を良くして筋肉組織に酸素や栄養素を届ける必要があります。
「ストレッチ体操」は血行促進の効果があるというエビデンス(科学的根拠)があります。筋肉を伸ばす、ストレッチすることで、一時的に阻血(血液の流れが少くなる)状態となり、筋肉伸長を緩めるとその反動で多くの血流が流れ込みます。それにより筋肉内血流が改善し、疲労回復につながります。
長時間同じ姿勢をとり続けたとき、スマホやテレビを1時間以上観たとき、家事や仕事などで疲れたときには、ストレッチ体操で疲労を回復させましょう。特に、お風呂上りや食後、寝る前に行うのがおすすめです。ストレッチ体操をするときは、(1)呼吸を止めない、(2)反動をつけない、(3)伸ばす筋肉を意識する、などの点に注意しながら行うことが重要です。
(2025年8月執筆)
