2024年度 在宅における高齢者のワクチン接種
シニア 予防
ワクチン接種は、高齢者の健康維持と生活の質の向上にとって非常に重要な役割を果たします。医療機関への通院が困難な場合でも、自宅や施設においてさまざまなワクチン接種を受けることができます。
今年度は、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは定期接種となります。高齢者が優先となり、同時に接種することも可能ですが、費用の一部は自己負担となります。また、肺炎の予防には、新しい15価肺炎球菌ワクチン(バクニュバンス)をはじめ、ニューモバックスやプレベナー13など、3種類の肺炎球菌ワクチンがあります。その他にも、帯状疱疹ワクチン(シングリックス、弱毒生水痘ワクチン)などが、自宅や施設で計画的に接種することができます。
各ワクチンの接種推奨を遵守し、必要に応じて在宅医療サービスを活用することが、高齢者にとって安心な生活につながります。
(2024年10月執筆)