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動物咬傷

ペット 感染症 手足 皮膚 

 近年動物をペットとして飼うことが多くなっており、それに伴い動物に咬まれる機会も増えています。多くは犬や猫による咬傷で手を咬まれることが多いです。
 動物の口腔内は雑菌が多く、また傷が小さくても牙によって傷が深くまで達していることがあります。するとその細菌が皮膚の奥で増殖し、感染症を引き起こします。
 治療は傷を洗浄し、予防的に抗生剤を内服します。また破傷風の予防注射をすることも大切です。縫合が必要なほどの大きな傷も、動物咬傷の際は縫合しないことがあります。縫合によって細菌の出口がなくなり、皮膚の奥で増殖し感染症を発症させてしまうためです。また先に示した処置をしても、感染が増悪し腕全体が腫れて熱が出ることもあります。
 咬まれた際は、まず傷を良く水道水で洗うようにしましょう。それでも感染を起こす可能性があるため、早目に医療機関を受診しましょう。
(2016年6月執筆)

執筆者プロフィール

  • 葛西皮膚科医院

  • 葛西 庸子 院長

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