
新年度と過敏性腸症候群
季節の注意 心・精神 胸部・腹部
4月は新学期や新年度を迎え、新たな一歩を踏み出す学生や社会人も多いでしょう。新たな環境となり、緊張やストレスと共に「過敏性腸症候群」を発症する人も少なくありません。
過敏性腸症候群とは、大腸および小腸に器質的異常(他の病気)がないにもかかわらず、下痢や便秘などの便通異常と腹痛、腹部膨満感など腹部症状を認める疾患です。有病率は10~20%と報告されています。女性にやや多く、20~40歳代の学生や社会人に多くみられます。男性は下痢型が多く、女性は下痢と便秘を繰り返す混合型が多く、発症時にはストレスが関わることが多いといわれています。
ストレスの除去が治療の鍵となりますが、なかなかすぐに解決しないことも多いため、内服治療や、除外診断のための大腸内視鏡検査やその他検査にて隠れた病気がないかチェックすることが必要になることもあります。心当たりがある場合はぜひ一度、医師にご相談ください。
(2026年3月執筆)













