
コレステロールが高かったら?
成人 血液・血管 診療のこと
コレステロール等が高いことを、以前は高脂血症と呼んでいましたが、近頃は「脂質異常症」と呼びます。コレステロールの中にも良いコレステロールと悪いコレステロールがあり、良いコレステロールが少なくても動脈硬化を進める原因になるため、このように呼びます。動脈硬化とは血管が硬く細くなってしまう状態で、これが進むと心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる重大な病気の原因となります。
もし健康診断などで脂質異常を指摘されたときは、まず主治医に相談してみましょう。服薬などの治療の必要があるかは、脂質異常の程度や年齢、性別、喫煙習慣、持病などを総合して判断します。つまり同じコレステロール値でも、治療方針は人によって違うのです。治療の要否や方法の判断は専門的な知識が必要なため、過度に心配したり、症状がないからと放置したりせず、主治医とよく相談して決めるのが良いでしょう。
(2026年2月執筆)













