
脳歯科とは
口・歯 診療のこと
季節の変わり目に長引く肩凝りや頭痛、腰痛…。その原因は思いもよらない場所にあるかもしれません。当院では、口腔内の状態が、脳や全身の健康と密接に関係しているという「脳歯科」と呼ばれる考えに基づいた歯科治療を進めています。
口腔は脳に非常に近いところに位置し、太い神経や血管でつながっているため、口の中のさまざまな刺激がより直接的に脳に伝わります。かみ合わせや歯並びの悪さなど、口腔内のちょっとした異常が全身のバランスに影響を与える可能性があるともされています。歯の先端や形状を調整するなど口腔内を整えることで、原因不明とされていた体の不調(例えば、肩凝り・首や背中の痛み・膝痛・腰痛・腱鞘炎・頭痛・めまい・目の疲れ・自律神経の乱れ・不眠・だるさなど)に変化が見られた例もあります。症状緩和ではなく、根本の原因に目を向けた口腔からのアプローチを大切にしています。
(2025年6月執筆)
