Oリングテストと歯科
口・歯 診療のこと
体に起こる不調の原因は体にある場合があり、症状の出たところに原因が見当たらなくても、その情報(反射)は無意識に体が知っているので症状が出ます。現代医学の対症療法の薬で一時的に反応を消しても、原因の反射は残っています。その原因の反射を調べることができる方法がOリングテストです。
Oリングテストは無意識の信号を筋力で調べる検査方法で、歯医者の場合、くいしばりや歯ぎしり、眠りが浅い原因、体の不調の原因を調べる技術に使われることがあります。Oリングテストで、体に合ったマウスピースを調整したり、詰め物や歯の中の薬が体に悪い影響を及ぼしていないかを調べたり、体の歪みの原因や腰痛・膝の痛みの原因を探ったりすることができます。また、義歯の不快な信号を捉えることができるので、それを消すことで義歯の違和感の減少にもつながります。身体の不調は、歯医者で改善できるかもしれません。
(2020年2月執筆)