最期までおうちで過ごすには? 訪問入浴編
シニア 診療のこと
さまざまな在宅介護サービスがありますが、ほぼ100%の本人、家族が喜ばれるのは訪問入浴です。訪問入浴とは、看護師1人を含めた3人(または2人)のスタッフが自宅に訪問し、専用の浴槽を使って入浴をサポートしてくれる介護サービスです。自力や家族のサポートだけでは入浴が難しい場合、サービスを受けることで家族の負担が軽減されます。入浴は人が生活を送る上で大切な行為です。
訪問入浴を受けるには次の条件を満たしていなければなりません。要介護(1~5)認定を受けている、医師から入浴許可を出されているなどです。浴槽の設置から片付けまでを利用者のすぐ近くで行い、2畳〜3畳ほどあれば可能です。何よりも訪問入浴の素晴らしいことは、家族と談笑しながらお気に入りの音楽を聴きながら、体に負担の少ないサービスを受けることができるところです。担当のケアマネージャーに相談してください。
(2019年4月執筆)