
散歩中の拾い食いに注意
ペット 診療のこと
散歩中、気付いたら何か咥えていた、口をモグモグさせていた、そんな経験はありませんか? 散歩中にしばしば問題となるのが拾い食いによる消化器疾患です。道端の食べ物やゴミ、他の犬の糞などを口にしてしまうと、嘔吐や下痢を引き起こす場合があります。
原因としては細菌感染(サルモネラ菌やカンピロバクターなど)、異物摂取による腸管刺激や閉塞が考えられます。また、食べた物によっては思わぬ中毒症状につながる危険もあります。チョコレートやキシリトールを含む食品、除草剤が撒かれた植物などです。
もし、拾い食いをしたところを見た、その後から元気がない、食欲がない、吐く、下痢をするといった症状がある場合、動物病院では必要に応じて催吐処置や吸着剤投与、点滴治療などを実施します。異物が疑われる場合は内視鏡や外科的摘出が必要になる場合があります。症状の進行を防ぐためにも早期の受診が重要です。
(2026年4月執筆)













