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吃逆(しゃっくり)

胸部・腹部 診療のこと 

 吃逆は一定の間隔で起こる横隔膜の収縮性痙攣のことです。横隔膜は胸部と腹部を境するドーム状の筋肉の膜で、正常に収縮すると肺を広げて空気を吸い込みます。吃逆は痙攣ですから肺は十分に広がりませんが、吃逆に伴い声帯が閉じるため「ヒック」と音が出るのです。暴飲暴食、飲酒、大声や大笑いなどがきっかけになることがありますが、詳細な原因は分かっていません。

 吃逆が出ると胸が苦しくなったり、食事を摂りにくくなったり、不眠になったりします。「ワッ」と驚かす、鼻粘膜を刺激してクシャミをする、水を飲む、舌を引っぱる、息をつめるなどをして止まることもありますが、自然に止まることが多いようです。

 しかし、48時間以上続く場合は、胸部や横隔膜周囲の疾患による末梢性吃逆、脳腫瘍や脳卒中など中枢性吃逆のこともありますので、近医を受診してください。

(2017年月執筆)

執筆者プロフィール

  • ごみぶちクリニック

  • 五味渕 誠 院長

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