幅広い世代の人の悩みに応えて、楽しみを増やす支援がしたい
 
　2025年1月5日、小田急多摩線・黒川駅徒歩1分のフォレストモール川崎黒川内に開院した「くろかわ内科クリニック」。にもり内科クリニックの分院として脳神経内科を置き、近隣の医療機関と連携しながら健診や治療、訪問診療など幅広い診療を行っている。大内崇弘先生は「駅近かつ駐車場完備で、薬を待つ間にスーパーで買い物ができるなど、利便性の高さも魅力です。気軽に立ち寄れるクリニックとして、お子様からご年配の方まで多世代の力になれたら」と話す。
 
■ 総合病院での経験を活かし馴染みのある街で開院
　一般内科を含めた脳神経内科を専門として、総合病院を中心に診療の実績を積んできた大内先生。地域医療の基幹となる総合病院では患者の治療後や予防までフォローできないことにもどかしさを感じ、もっと患者一人ひとりに長く寄り添いたいと開業医への一歩を踏み出した。開院にあたっては、新百合ヶ丘総合病院で共に研鑽し合った「にもり内科クリニック」の二森先生の働きかけもあったという。「開院場所は二森先生の提案ですが、新百合ヶ丘総合病院に長く勤めていたので、私にとっても黒川は地の利がいいんです。母校である日本医科大学とのネットワークも活用し、多世代に応える幅広い診療ができるようにしています」と大内先生。麻生区には神経内科が少ないため、培った経験を生かして地域に貢献したいという思いもあったそうだ。
 
■ 患者さんが安心して通える医療体制を整備
　同院では風邪や花粉症といった内科全般の他、頭痛やめまい、しびれなど幅広い年代で起こりうる症状から脳卒中や認知症、神経難病まで脳神経に関わるさまざまな病気に対応。外来と訪問診療による総合的なサポートに加え、発熱外来があるのも特徴で、順番待ちシステムを用いて感染症の疑いがある患者用に導線を作るなど、患者が安心して受診できる環境づくりに努めている。また週1回、二森先生と入れ替わりお互いの専門性を用いたシームレスな医療体制を実践。患者にとっての最善を尽くすことに余念はない。「難病で根治が難しかったり、後遺症が残ってしまったりする病もあります。それでもできるだけ人生を楽しく過ごしてほしい。そのお手伝いができれば、そんなことを思いながら診療させていただいております」
 
■ 仕事終わりでもすぐ寄れる好立地なクリニック　悩んだら気軽に相談へ
　大内先生は続けてこう語る。「痛みの感じ方は人それぞれなので、周囲に理解されなくてつらい方もいるはず。だからこそ悩んだら気軽に相談に来てほしい」。平日は午後7時まで開いているため、仕事終わりでも寄りやすいのが魅力。フォレストモールという施設名にちなんでグリーンを基調とした院内はほっと落ち着ける空間で、来院した人の心を癒してくれる。