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【特集】学校検診のあとは…ご近所のホームドクターに相談しましょう

【特集】学校検診のあとは…ご近所のホームドクターに相談しましょう
あなたのお子さんは、幼稚園や学校の健康診断を受けた結果、「要受診」のお便りを持ち帰っていませんか? 体のことは早期対応が肝心。早めにホームドクターに相談して、さらに詳しい検査や治療を受けましょう。この特集では、子どもたちに多く見られる事例や症状について、各分野のドクターに解説していただきました。
 


 
【眼科】
津田 則子 院長こどもの視力
津田眼科 津田 則子 院長
 
 学校の視力検査は370方式と呼ばれる方法で行われ、A〜Dの4段階で通知されます。A(1.0以上)、B(0.7〜0.9)は学業にほぼ支障なく、C(0.3〜0.6)、D(0.3未満)では、黒板の字が見えにくい状態です。
 視力低下の原因は近視だけではありません。遠視、乱視、斜視、他の眼疾患(先天性白内障や網膜の病気など)の場合もあり、それによる弱視(メガネをかけても視力が出ない)では、できる限り早く治療をしないと視力の向上が期待できなくなります。そのため、Bでも一度は詳しい検査が必要です。
 近視による視力低下でも、仮性近視(調節緊張)なら、点眼薬や訓練で改善する可能性があります。しかし、見えないのにメガネをかけず我慢すると、逆に近視の進行を早めることになります。メガネをかけ始めるタイミングや進行抑制の点眼薬、特殊レンズについては眼科専門医にご相談ください。
 
 


 
【内科・アレルギー科】
松浦 健太郎 院長こどもの健康診断
百合が丘すみれクリニック 松浦 健太郎 院長
 
 幼稚園や学校の健康診断は、お子様の発育や健康状態を知る上でとても重要です。まれな病気に遭遇してしまうこともあります。正しく健診を受けることも重要で、特に尿は必ず早朝第一尿を提出してください。動き回ってからだと尿に蛋白が出ることがあるからです。学校検尿では1万人に数人の割合で慢性腎臓疾患が発見されます。早期発見し治療することで腎機能の悪化を防ぐことができます。心臓健診は心臓の病気を早期に発見し、すでに心臓の病気がある子どもを含め正しい管理指導をして、突然死などを含む悪化を防ぐことが目的です。小児生活習慣病検診は、最近、子どもたちのライフスタイルの変化により小児の肥満が増加し、これが成人の肥満さらには生活習慣病(心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、脂質異常)に移行していくと考えられていますが、正しい生活習慣を身につけ生活習慣病を防ぐことが目的です。また鼻炎や耳あかでも鼻づまりや聴力低下で集中力がなくなったり、言葉や心、身体に影響することがあり必ず受診することをおすすめします。
 
 


 
【歯科・小児歯科】
堤 富紀子 院長幼児の奥歯ケアで気をつけること
ホワイトファミリー歯科 堤 富紀子 院長
 
 3歳から、子どもも奥歯の間の隣接面のお手入れは最重要です。しかし歯の間のお手入れには、爪楊枝やデンタルピックなどの針状のものでお掃除しても、歯肉を傷つけ隙間しか奇麗になりません。柔らか歯間ブラシであっても若いうちは歯間ブラシを使わないようにしてください。隙間のない歯肉が傷つき、歯肉炎が悪化します。歯と歯の隙間のない若い世代は、糸の細いクリニカタイプのYホルダフロスがおすすめです。奥歯の間の接触点は、一番虫歯になりやすく、子どもも歯周病菌が増える場所です。ここの箇所を奇麗にできるのは、Yホルダフロスです。奥歯の6歳臼歯や、乳臼歯の歯の隣接面も奇麗にできます。詳しくはご相談ください。
 
 


 
【矯正歯科・小児歯科】
近藤 恵子 小児歯科医矯正治療の開始時期
矯正歯科新百合山手クリニック 近藤 恵子 小児歯科医
 
 近年、お子さんの歯並びの悪化が低年齢化しており、その兆候は乳幼児歯科検診でも顕著です。その影響により「適正な矯正治療の開始時期」についての問合せが増加しています。適正な矯正開始時期とはいつでしょうか? 一般的に矯正管理開始の適正な時期は、永久歯の交換が始まった頃(6〜8歳頃)と言われています。
 矯正専門医院では、治療のゴールを永久歯列完成の頃(中・高生の頃)に設定し治療計画を立てています。まず、将来矯正治療を検討されている幼児期・就学時期のお子さんは、今はまず矯正準備期間と考え、「ブラッシングの確立」「予防歯科処置」をしておくことが今後の良い矯正歯科治療にもつながると考えます。もちろん治療内容は個人差によりますので、永久歯萌出前(乳児期〜小学生低学年)は小児歯科専門医に、永久歯−乳歯交換時期からは矯正専門医に相談するのが良いでしょう。
 
 


 
(2017年4月執筆)