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CT検査(2)

 今回はCT検査の応用として造影CT検査のお話です。当院では血管造影CT検査と脊髄造影CT検査を行っています。腫瘍などを疑う際に実施する血管造影CT検査は、血管より造影剤を投与し血管の色付けを行うことで血流状態や血管走行などを調べていくものです。手術ができるのか、転移は無いのかなどの詳細な情報を得ることが可能な検査です。
 椎間板ヘルニアなどを疑う際に実施する脊髄造影CT検査では、背骨のクモ膜下腔というスペースに造影剤を投与し脊髄の圧迫を観察します。さらに一部の臓器の血管造影CT検査では、多時相造影検査が行われるようになっています。腫瘍組織への造影剤の「流入 wash in」、「流出 wash out」を継時的な変化で見ることで腫瘍の良性・悪性などの判定が研究・応用され始めています。当院でも動脈・門脈・静脈の三層を撮影することで診断・手術に活かしています。
(2017年3月執筆)