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犬猫の排尿障害

 犬猫の排尿障害には神経原性障害性と非神経原性とに分けられます。排尿は膀胱の括約筋と膀胱三角(内尿道括約筋)と外尿道括約筋がうまく連動して、膀胱内圧が上がり排尿したいと脳で感じ、内外の尿道括約筋を弛緩させて膀胱を収縮させ排尿が起こります。尿失禁と排尿ができなくなるものと、膀胱収縮不全(膀胱アトニー)を起こすものとあります。高齢での馬尾症候群(腰椎と尾椎の間の不安定など)では、神経原性で弛緩性の麻痺が起こり尿失禁や膀胱アトニーとなり、膀胱は大きくなり尿が溢れて、尿失禁が見られます。また、交通事故による脊髄損傷では内尿道括約筋弛緩が起こらず膀胱内圧が上がり、尿道内圧を超えた分が少量排尿されます。その後反射性排尿となり、ちょっとした刺激で尿失禁を起こします。これはなかなか治療は難しく、人間の手で圧迫排尿やカテーテルによる排尿が必要となることがあります。
(2016年4月執筆)