「患者様ファースト」を実践　常にベストな医療サービスを提供
 
開院以来、「患者様ファースト」の考えの元、一人ひとり違う最良の医療サービスとは何か？を追求し続ける同院。同じ考えを持つスタッフと共に、患者に対して治療だけでなく、日々の口腔ケアやサポートまでできる質の高い医療サービスを提供し、きれいな口元で笑いあえる人をもっと増やしていきたいと永田院長は語る。
 

■ 患者にとって最良の結果とは何かを共に探し、見つけていく
「患者様ファースト」であること。同院が開業以来掲げている理念の一つだ。歯科医療は歯や歯に関する治療・健康維持に注目されがちだが、永田先生は「口に関わる悩みを解消して、生活の質を治療前よりも高めていくこと」が本質だと語る。患者とのコミュニケーションを重ね、生活スタイルや価値観、現状の口腔内の状況を共有。悩みの本質を見つけていくため、診療時間は長めに設定している。
「患者さんと話をしていると、以前と比べて声が小さくなったと感じる方がいて、聞いてみると昔つくった入歯が合わなくなっているからかもと。入歯は人工物だから時間が経つにつれて当然合わなくなりますが、ある程度なら調整することで合うこともあります。調整したら、少し具合が良くなったと喜んでくれました」。何気なく話してくれた永田先生だが、歯科医療の本質である「悩みの解消と生活の質の向上」が垣間見られた話だった。
　患者とは5年先・10年先の口腔の状況を見据えながら、治療計画を立てていく。患者の希望する治療は何か、その希望を叶える方法を選択できるように複数用意し、大型モニターや手書きボードを駆使し、検査結果と照らし合わせながら客観的に分かりやすく説明していく。患者には、「先生にお任せします」と言う人もいるが、「ご自身の体のことですし、それほど難しいことではないので、一緒に学んでいきましょう」と声を掛けている。「一人でも多くの患者様に、お口の健康についての知識を広めていきたい」と先生は話す。
 
■ 治療後のサポートをしっかり行う
　同院はできるだけ患者に負担や不安のない治療を心掛ける。歯科用CT スキャンやマイクロスコープは治療や検査に活躍し、歯の型取りの印象材を使わない口腔内デジタルスキャナーは、印象材に馴染めないという患者に好評だ。また、定期的にスタッフ向けにセミナーを行い、医療情報や知識の更新にも積極的。治療後のサポートにも力を入れている。
「治療をしてもケアをしなければ問題は再発します。虫歯も歯周病もインプラント治療も、治療後のケアが大切なことをもっと伝えたいです」。そのため、治療終了後も「次回は〇ヶ月後に来てくださいね」と伝えたり、手紙を送るなど声掛けを忘れない。「口に関わる悩みを解消して、来院前よりも良い状態にしたい」。今日もその信念で治療にあたっている。